【CG125に興味が湧くCG125の歴史】byバイク屋女房

こんにちは(^^)/

レインボーベース店長こと、社長嫁でございます★


さて、今回のBLOGは・・・

CG125のcomplete車輌を当店で販売しているのですが、

『CG125って良いんかいね?』

『中国製でしょ?大丈夫?』

などなど良くご質問いただきますので、

こんな歴史があるんだよ!こんなバイクなんだよ!

という事をお伝えして、

皆さんに魅力を知ってもらおうじゃないか

という内容です。笑


はじめに一つだけ言っておきます。

あまり周知されていない車輌かもしれませんが、

実は

スーパーカブに匹敵するとか、

あるいはそれ以上に世界を席巻したバイクだとか言われているんです!!!


CG125という車輌について、

ちょっと興味が湧いてきてしまうはず・・・(*'ω'*)!


ちなみに、

現在当店で販売しているCG125 complete車輌のGoobike掲載ページは

こちらのBLOGの一番最後にURLを張り付けておきますので、

気になる方はそちらからご覧くださいね★


では早速お話していきます。


【CG125の歴史】


CG125の歴史は1970年代にはじまりました。


発展途上国向けの2輪車輸出は1970年代に入ると

東南アジアの経済発展とともに急拡大していきました。

人々のニーズは

多数人乗り・過積載に対応できる実用に徹した2輪車にあったそうです。


1974年5月、発展途上国向けの2輪車開発担当とデザイン担当が

徹底した市場調査を行うため、1か月にわたり現地である

タイ・マレーシア・インドネシア・フィリピン・イラン・パキスタンの

主要都市をまわっていました。


そこで目にした2輪車事情は、

先ほどのニーズという部分でもお伝えした通り

多数人乗り・過積載が当たり前であり、販売店の状況も日本とは全く異なっていたとの事。


タンクに子供を2.3人乗せ、後ろには荷物を積み、という状態で乗るのが普通なのです。


販売店は故障車の分解や修理が主業務であり、

バイクに乗るお客様側はバイクが壊れてから初めて修理に出しに行くというような状態で、

日本のように定期的にメンテナンスや点検を行うという考えは

販売店側にはもちろん、お客様側にもなかったのです。


このような過酷な条件下で使用されることを想定し、

タフでメンテナンスも容易な4サイクルOHVエンジンを搭載する

CG125が開発されたという訳です。


この開発から販売に至るまでの流れについては他サイトで詳しく載っておりますが、

長くなるのでここでは省略します。


生産が開始されたのは1975年5月。

日本の鈴鹿製作所で生産され販売されました。

ちなみに

1975年といえば『およげ!たいやきくん』が誕生し、大ヒットした年ですね。笑


やがて生産は熊本製作所に移されたそうです。


CG125はそもそも輸出専用でつくられていたため、

日本国内での販売はされておりませんでした。

(国内での生産は1998年に終了しております。)


1976年にはブラジルの企業との合弁会社による現地生産で販売開始されており、

ブラジルでは独自の進化を遂げて2018年末に生産終了となるまで

約42年間で700万台を販売するロングセラーの大人気車となっていたのです。


1992年には中国の広州汽車集団有限公司(公司=日本でいう会社のこと)

と日本のホンダとの合弁会社として設立された

五羊‐本田による現地生産が行われ、販売されました。


同じくホンダとの合弁会社である新大洲本田でもCG125は生産・販売されておりました。


この五羊‐本田と新大洲本田の関係性ですが、

エンジンや車体の構造など共通したモデルは多いものの

ライバル意識はかなり強く、

似たモデルはあっても全く同じモデルは存在しないそうです。


中国においても環境規制が厳しくなっている中、

70年代に基本設計された空冷エンジンを搭載するCG125は、

さすがに生産終了になってしまうのか・・・

と思われましたが

環境規制の基準として世界的なスタンダードとなっている

ヨーロッパの『ユーロ4』に対応させたCG125を

五羊‐本田はつくってしまったのです!


という訳で、今現在も中国からの輸入という形で

日本国内でCG125が販売されているということです。


CG125の歴史、いかがだったでしょうか?

歴史を知ると、興味がなかった車輌に対しても

少し興味が湧いてきたりすると思います。


ここで、私と社長が思うCG125のメリットとデメリットについて

簡単にお話しようと思います。


まずメリットです。

・メンテナンスに無頓着な国でもタフに活躍しているバイクだという事。

・125ccクラスの中でトップクラスのパワーウェイトレシオ。

・よく目にする車輌でありふれている中、人と被らず尚且つホンダが生産しているという安心感がある。

・単純にライトウェイト。

・通勤通学からレジャーまで対応できる利便性。


以上のような事がメリットにあげられるかなぁと思います( ^ω^ )


続いてデメリット。

デメリットについては『これはデメリットなのか?』と個人的に思う部分もあるので、

強いてあげるとしたら、という前置きをつけておきます。

・あまり人に周知されていない。

(メリットの人と被らないという部分の反対の意味に近いですね。)

・売っている販売店が少ない

・ブレーキがドラムブレーキ

・決して高級車ではない


こんなところでしょうか。


販売側が言うのもなんですが、

一言で言ってめちゃくちゃ良いバイクです!


昨年、お客様との原付2種ツーリングで私も実際にCG125を乗っていきましたが、

とっても快適でとっても楽しいバイクでした★


私もこのバイク欲しい!と社長には言ってあります。笑


さてさて長くなりましたが、

今回のブログはここまでにしておきます(*'ω'*)


最後までお読みいただき有難うございました★


CG125が気になった方、

下記URLからGoobike掲載ページをご覧いただけますので、

是非ご覧ください(^^)/


お問い合わせもお待ちしております!


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